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通算五期目の当選を果たしたドゥテルテ・ダバオ市長は十九日、今後も薬物がらみの犯罪を厳しく取り締まる方針を明らかにした。
同市長は犯罪容疑者に対する強攻策で知られており、「貧困は犯罪の言い訳にはならない。残虐行為を働くものは地域社会の敵、容赦はしない」と述べる一方、夜間のパトロール警官を増員して、犯罪抑止にも力を入れる計画。市内では違法薬物乱用によるレイプなどの犯罪が多発しているという。
一方、昨年相次いだイスラム反政府勢力の犯行とみられるダバオ国際空港や港湾の爆破テロ以降、一貫して示してきた米国寄りの姿勢を転換。イラク人捕虜の虐待を例に「米国は民主主義の衣をまとった全体主義国家」と批判した。（20日・トゥデー）
