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イロイロ、ギマラス両島を結ぶ橋梁建設の計画に渡船業者が反対を表明している。フェリーなど渡船業者団体の会長は「橋の建設は生活権を脅かす」と反発している。
ギマラス島はフィリピンで最も美味といわれるマンゴーの産地として知られる。海峡を渡ってイロイロ州へ行く手段は今のところフェリーやモーターボートによる渡船しかない。最近、エミリ・レルシオ元ギマラス州知事が橋の建設を提案したことからにわかに具体化してきた。
渡船業者たちは「橋建設は両州の発展に有益だろう。もし建設されれば人々は渡し舟より橋を選ぶ。業者は飯の食い上げになる」として、建設推進には生活保障策を講じるよう州政府に訴えている。（26日・ブリティン）
