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海軍によると、関税局は天然塩約一万五千トンを積載していたギリシア船が関税を払っていないとして追求している。未払い額は一千万ペソに上るという。
ギリシア船籍の「ＭＶスピロス」は六日午前、サンボアンガ港からセブ港に入港した。一万五千百六十九トンの天然塩を運んでいた。
しかし関税の未払いが判明し、沿岸警備隊の要請で海軍が同船の位置を北サンボアンガ州沖合で確認、サンボアンガ港に戻るよう警告。しかし、同船はこれを無視してセブ港に向かって航行を続けたという。
船長は当局による拘束に驚いており、「セキュリティの事情で通関手続きをせずにカガヤンデオロ港からサンボアンガ港を航行した」と話した。（９日・インクワイアラー）
