アメリカ最大級の音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival」の1週目が日本時間で4月12日から14日に開催され、14日にXGが初出演を果たした。

「コーチェラ」は、カリフォルニア州インディオにある砂漠地帯、コーチェラ・ヴァレーで行われるアメリカ最大級の野外音楽フェスティバル。ヘッドライナーに次ぐ2段目のセカンドヘッドライナーとしてフライヤーに表記されていたXGは、屋内ステージ・Saharaのトリとして登場した。本ステージのトリに抜擢された日本人アーティストは過去におらず、異例の抜擢だ。

「XG！ XG！ XG！」というコールが巻き起こる中で登場したXGは、“XGらしさ”を爆発させたスペシャルな衣装で登場し、1stミニアルバム「NEW DNA」収録の「HESONOO + X-GENE」でライブを開始。オールラップソング「WOKE UP」で会場の熱気を一気に高め、「GRL GVNG」では椅子を用いたパフォーマンスで観客を沸かせた。MCでは、CHISAが「What's up Coachella?」（Coachella！調子はどう？）と煽り、MAYAは「We're so happy to finally be here at Coachella!!!! Let's have fun tonight!!」（ずっと来たかったCoachellaにやっと来れて本当にうれしいです！ 今夜は思いっきり楽しみましょう！）とコメントした。

この日のために用意され、初披露となった「SHINOBI（DANCE BREAK）」では、仮面を付けたメンバーとダンサーが“忍”をテーマにしたダンスと演出でオーディエンスを熱狂させる。さらに「LEFT RIGHT」「IN THE RAIN」が続けて披露され、ダンスパフォーマンスパートでは、この日のために参加した10名のダンサーがパワフルかつ繊細なダンスで会場を盛り上げた。

その勢いのまま「TGIF」「PUPPET SHOW」「IYKYK」とアップテンポな楽曲を畳みかけたXGは、SNSでバイラルを巻き起している「IS THIS LOVE」や「NEW DANCE」「SOMETHING AIN'T RIGHT」といったパーティチューンで会場をさらに盛り上げると、人気曲「SHOOTING STAR」でフィニッシュ。強風に煽られながらもバンドサウンドにアレンジされた楽曲と、ダンサーを交えたスペシャルなステージングで大歓声を巻き起こした。Xでは「#XGCHELLA」（XGとCoachellaを掛け合わせたハッシュタグ）が世界トレンドで5位となり、11の国と地域でトレンドベスト5に入った。

ライブ終了後、XGメンバーは以下の通りコメント。なお4月19日から21日にかけて「コーチェラ」の2週目が開催され、XGは日本時間21日に同じ舞台に立つ予定だ。

XG コメント

デビュー当時からの夢だったCoachellaでのパフォーマンス。直前まではなんだかまだ実感が湧かなかったのですが、ステージに立ってやっと本当に私たちCoachellaに来たんだと実感が湧いた気がします。会場まで駆けつけてくれたALPHAZのおかげでアットホームな雰囲気も感じつつ、初めての場所での挑戦でもあったのでここでぶちかますしかないという気合いで溢れていました！ ステージに立って、よりXGはここからが更なるスタートだと、これからの自分たち自身への強い決心と熱い思いで胸が溢れた時間となりました。Week2のパフォーマンス、そして今後のXGに是非期待していだけたらと思います！

XG「Coachella Valley Music and Arts Festival」（Week1）セットリスト

01. HESONOO + X-GENE
02. WOKE UP
03. GRL GVNG
04. SHINOBI（DANCE BREAK）
05. LEFT RIGHT
06. IN THE RAIN
07. TGIF
08. PUPPET SHOW
09. IYKYK
10. IS THIS LOVE
11. NEW DANCE
12. SOMETHING AIN'T RIGHT
13. SHOOTING STAR

提供元：音楽ナタリー