逆津ツカサ原作による


「DOCTOR PRICE」は医師に値段をつけ、病院に売る仲介業“医師専門転職エージェント”の鳴木が、豊富な知識や巧みな話術を駆使して大金を稼いでいく“痛快×医療サスペンス”ドラマ。鳴木が毒舌だが優秀な事務スタッフ・夜長と医師専門転職エージェントを営みつつ、自殺した父が起こしたとされる医療過誤の真実に迫っていく。原作は漫画アクション(双葉社)で連載され、2024年に完結した。
ティザービジュアルには背中合わせに立つ鳴木と夜長が収められた。またティザー映像には不敵に笑う鳴木と、その側に夜長の姿が映し出されている。ドラマではオリジナルのサスペンス展開や、原作者とともに作り上げた新規エピソードが盛り込まれる。
逆津はドラマオリジナルの展開を「素晴らしい出来だと感じています。原作でも使えれば良かったのに!と悔しくなる程でした」と絶賛。有柚は「作画のエッセンスも演出に加えて頂いており、放送を大変楽しみにしております!」とドラマに期待を寄せた。鳴木の印象について岩田は「“ダークヒーロー”のような人物で、口も態度も良くないし、人使いも荒い(笑)。ただ、自分の中に目的意識をしっかりと持っていて、その目的に向かって『使えるものは何でも使う』といった印象です」と語っている。
逆津ツカサコメント
ドラマ化、嬉しいです! ドラマオリジナルの部分についても、素晴らしい出来だと感じています。原作でも使えれば良かったのに!と悔しくなる程でした。
一部新規エピソードにも関わらせて貰い、一緒に作り上げているという感覚を覚え、充実した楽しい期間でした。早く皆様の元にお届けしたい気持ちでいっぱいです。
有柚まさきコメント
ドラマ化の嬉しさと驚きで未だに夢見心地です!
これも読者の方々のご声援、関係各位のご尽力あって叶ったことです。本当にありがとうございます! プロットや脚本も毎回楽しく拝読させていただいておりました。漫画と違った展開を楽しんでいただけると思います。作画のエッセンスも演出に加えて頂いており、放送を大変楽しみにしております!
岩田剛典(鳴木金成役)コメント

今回の作品は「医療ドラマ」なのですが、オペのシーンはほぼ無く、病院を舞台にしつつもしっかりとした「サスペンス要素」がある「痛快×医療サスペンス」です。新しい視点で医療業界の闇に切り込んでいくので、とてもニュータイプなドラマになりそうだと感じています。
私が演じる主人公の鳴木金成は、“ダークヒーロー”のような人物で、口も態度も良くないし、人使いも荒い(笑)。ただ、自分の中に目的意識をしっかりと持っていて、その目的に向かって「使えるものは何でも使う」といった印象です。そのような冷徹さもあるけれど、一方で蒔田さん演じる夜長亜季とバディを組むような側面もあるキャラクターです。
そんな鳴木が迫っていく、ドラマ全体通じてのサスペンス軸がありながら、各話ごとにゲスト出演者がいて、それぞれの人生やエピソードを切り取っていくようなストーリー展開もあり、その両軸で物語が進んでいきます。日曜の夜に、スカッとした気持ちで終われる痛快ドラマとなるようにみんなで力を合わせてつくっていきますので、ぜひ楽しみにしていてください!!
蒔田彩珠(夜長亜季役)コメント

台本の前に原作を全て読ませていただいたのですが、本当に面白くて「次の巻、次の巻…」という感じでどんどん読み進められる作品だったので、夜長亜季役が決まった時は、今までに演じたことがないような「毒舌」&「それを笑顔で誤魔化す」までがワンセットのようなキャラクターをどのように表現していこうか…、というのが楽しみな反面、緊張も感じました。でも、そんな夜長が仕事を終えたときに鳴木と報酬の交渉をするのですが、そのやりとりがすごくかわいくて癒しのポイントでもあるので、その撮影が楽しみです(笑)。
そして、“医師の転職”の話を扱うこともあり、長いセリフだったり、用語の説明が多かったりするので、見ている人にそれがしっかりと伝わるように表現していきたいです。
日曜日の夜に見て、最後はすっきりして、「明日から仕事頑張ろう!」「学校頑張ろう!」って思えるような、そんなドラマにしていけたらと思っています。頑張ります!!
多鹿雄策プロデューサーコメント
“医療シーンのない医療漫画”という矛盾に、原作を読んだ時、強く惹かれました。
登場するゲストは"患者"ではなく、“医師”。さらに毎話、異なる病院が登場。これまでの医療ドラマで一度も聞いたことのない“お金にまつわる”専門用語。そして、“医師専門転職エージェント”という存在。初めて尽くしの“医療ドラマ”でありながら、根っこには「人を救う医師を、救う」という物語があります。
私たち生活者にとって、お医者さんは近いようで、遠い人かもしれません。“命を救う”という、容易には想像できない責任感を持って、日々戦っている。だけど、この作品を通して、「医師も、労働環境や家庭環境に悩み苦しむ、ひとりの人間なんだ」ということを感じ、そんな彼らを特別視せず、彼らの人生に選択肢を提示していく主人公の姿に惹かれました。
「医師の給料って、どのくらい?」「医師の働き方って、病院の種類によって異なる?」「病院の経営には、どんな人が関わっているの?」“医療と金”をテーマに、私たちが日常で訪れる病院の構造を学び、悪を罰する“痛快劇”にスカッとし、隠された医療過誤の真相に迫る“サスペンス”にドキドキハラハラしながら、お楽しみください!
鳴木金成について
目的のためなら、全てをチェスの駒のように操り利用する主人公・鳴木を、岩田剛典さんに演じて頂きます。
個人的に拝見してきた俳優業・アーティスト活動・バラエティ番組での姿では、“温かさと優しさ”の印象が強かったのですが、ある作品での“殺人犯”を見て、「いつか、ご一緒してみたい!」と感じ、今作のダークヒーローでご一緒できることが叶いました。
様々な役を演じてきた俳優・岩田さんの見たことのない一面を見たく、大金を稼ぐため、悪を罰するため、医師を救うため、真相に辿り着くため、復讐するため──毎話新たな顔が垣間見えるダークヒーローを絶賛作り上げています!これからの撮影で、鳴木がどう育っていくか、私自身もすごく楽しみです!
夜長亜季について
鳴木の正体を疑いながらも察する「勘の良さ」、つい求職者に毒を吐く「愛らしさ」、そんなたくさんの魅力を持つヒロイン・夜長を、蒔田彩珠さんに演じて頂きます。
柔らかいお芝居の中でも奥底に何かを抱えている、どちらかと言うと“陰”のお芝居の印象が個人的に強かった蒔田さんの“新たな一面”をある学園ドラマで拝見し、すぐにオファーしました。
今作のシリアスな世界観に、明るい光を射し込んでくれる存在に、蒔田さんが夜長を育ててくれていて、「今日の撮影では、どんな夜長が見られるのだろう!」とスタッフ一同、楽しい日々を過ごしています! 「なぜ、夜長は鳴木の元で働いているのか?」という謎と共に、お楽しみください!
ドラマ「DOCTOR PRICE」
読売テレビ・日本テレビ系全国ネット(30局):2025年7月より毎週日曜日22:30~
※各話放送終了後よりTVer配信あり
スタッフ
脚本:小峯裕之、本田隆朗
演出:山本大輔、木村ひさし
音楽:河野伸
チーフプロデューサー:中間利彦
プロデューサー:多鹿雄策、髙橋亜美花(スタジオブルー)、平体雄二(スタジオブルー)
制作協力:スタジオブルー
制作著作:読売テレビ
原作:原作 逆津ツカサ、作画 有柚まさき「DOCTOR PRICE」(双葉社 アクションコミックス)
出演
岩田剛典、蒔田彩珠
提供元:コミックナタリー