
「サトウさんの友達」の主人公・りつ子は、年齢が上がるとともに友達も減り、職場の若者ともどう接していいか迷い、なんとなく居心地の悪さを抱えながら働く日々を過ごしていた。そんな中、偶然に出会ったNintendo Switch用ソフト「あつ森」こと「あつまれ どうぶつの森」をプレイし、ゲーム世界での暮らしに癒やされ、同じゲームをプレイしている友人もできる。「あつ森」の“いい具合のテキトーな感じ”な対人関係に憧れていた2人は、現実でも「あつ森」みたいな付き合い方をしていこうと約束。そこから始まる新しい人間関係と、「あつ森」を通して2人の現実の見方も変わっていく様子が描かれる。
益田ミリメッセージ

人はその時その時の支えを見出し、なんとか自分の人生を立て直し、諦めずにやっていこうともがいている。そういう世界を描けたかなと思っています
(c)miri masuda/マガジンハウス
提供元:コミックナタリー