
「かくかくしかじか」は絵画教室のスパルタな先生・日高健三との出会いを軸に、主人公・林明子が進学や就職を経験しながらマンガ家の道を歩むまでを描く、東村の自伝的作品。実写映画は5月16日に公開されたばかりだ。「東村アキコ アニバーサリー映像」は「かくかくしかじか」の原作のコマを豊富に用いながら、1999年の読み切り「フルーツこうもり」から最新作「まるさんかくしかく」まで、東村の歩みをエモーショナルにたどる内容になっている。
「本当に素晴らしい映画ができて、感動に震えています」という東村のコメントも到着。「畑やヤシの木など、宮崎の景色があの解像度で目に飛び込んでくると、明子が育ってきた環境や彼女の性格が、この風土で培われたというのが映像として入ってくる。マンガではそれができなかったので、(原作と映画の)一番の違いかなと思います」「それに役者さんたちの芝居が乗ると、本当に感動の種類が違うなと感じました。映画の方がより感動できる作品に仕上がっているかと思います」と映画の出来栄えを絶賛している。
映画「かくかくしかじか」
公開中
スタッフ・キャスト
出演:永野芽郁、大泉洋、見上愛、畑芽育、鈴木仁、神尾楓珠、津田健次郎、有田哲平、MEGUMI、大森南朋
原作:東村アキコ「かくかくしかじか」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:関和亮
脚本:東村アキコ、伊達さん
音楽:宗形勇輝
配給:ワーナー・ブラザース映画
提供元:コミックナタリー