
「姉に婚約者と王位を奪われたので、捨てられた者同士慰め合っています。」は、真白燈の小説を原作としたコミカライズ作品。ウェンデル王国の王族は国力強化のため魔術師と婚姻する習わしになっており、第一王女ティアラは幼い頃に高位の魔術師レイノルドと婚約を交わす。しかし戴冠式の日、次期女王に指名されレイノルドを王配に迎えることになったのは、ティアラではなく義姉のセレーナだった。レイノルドとの結婚が叶わず王位を継ぐという目標さえ失ったティアラ。そんな彼女の前に、セレーナの元婚約者だという見知らぬ魔術師ウォルターが現れる。レイノルドへの思いを断ち切るため、ティアラはウォルターと結婚することを決意。心に傷を負った2人の関係は、次第に熱を帯びた甘いものに変化していく。
提供元:コミックナタリー