ココナツ飲料やココナツ油などの加工業者や輸出業者が加盟する業界団体、フィリピン統合ココナツ協会(UCAP)は2026年度のココナツ製品輸出額が30億ドルと25年の輸出額(予測値)である26億ドルから15.4%増と大幅に拡大する見込みだと明らかにした。今年のココナツ製品は国際市場価格がすでに過去最高を3回更新する一方で、値下がりもその都度起きるなど不安定なものの、気候が安定し生産量が拡大しており、来年にかけても輸出額が順調に伸びるとしている。比統計庁によると、24年度のココナツ輸出額は26億6000万ドルと23年の15億5000万ドルから71%増加していた。24年の輸出額のうちココナツ油が22億ドルと全体の80%以上を占めている。(25日・インクワイアラー)
ココナツ製品輸出 来年に15.4%増か
2025/9/26
経済
