配電大手マニラ電力(メラルコ)の発電子会社メラルコ・パワージェン(MGEN)は、セブ州トレド市とケソン州アティモナン町の2カ所における石炭燃料火力発電所の建設に向けたEPC契約の発注手続きを進めている。トレド市における最大発電量73メガワットの火力発電所建設事業については中国企業への発注が決定しており、2028年10月までの完工が確実とみられている。一方、最大発電量1200メガワットのアティモナン火力発電所はまだ応札企業3社の提案内容の審査を進めており発注先が決まっていない。エネルギー省は石炭燃料火力発電所の新設計画の承認手続きを凍結しているが、この2事業は凍結前に承認していたことから着工が可能。(23日・スター)
セブとケソンで石炭火力発電
2025/9/25
経済
