ユーチェンコ財閥傘下の拡大商業銀行大手、リサール商業銀行(RCBC)は5日、米ニューヨークに拠点を持つデジタル決済サービス業者のメリディアンと提携し、RCBCの顧客が米国の仮想銀行口座を開設することが可能になったと公表した。同行によると、この米国仮想銀行口座は、従来の口座開設に必要とされていた米国における住所や社会保険番号、もしくは滞在資格などの情報がなくても開設できるという。この仮想銀行口座を利用すれば、米国に居住する親戚らがRCBCの比国内口座に直接送金することが可能となり、送金費用などを免れることができる。また、米国の銀行口座開設を就職の条件として義務付ける米企業などでの就職にも役立つとしている。(8日・インクワイアラ―)
米仮想銀行口座開設可能に RCBC
2025/9/9
経済
