フィリピン航空(PAL)の幹部らはこのほど、フランス・トゥールーズにあるエアバス社の航空機組立拠点を訪問し、年内に第1号機が比に到着する予定の同社の新フラッグシップ機A350―1000型機の組み立て現場を視察した。同型機は燃費が従来機より25%改善され、温室効果ガスの排出量も大幅に減少する。客席はビジネス、プレミアム、エコノミの3種類で無線LANも備えている。PALの購入する機体は定員382人、最大航行距離は1万6100キロで長距離路線への投入も可能。PALは1号機納入以降も、2026~28年にかけてさらに8機が到着する。(22日・インクワイアラ―)
エアバス新型機 PALが導入へ
2025/6/24
経済