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マルコス大統領はこのほど、ロケ貿易産業相やゴー大統領特別補佐官らと訪問先の大阪市で、日本の総合機械メーカーのカナデビアの代表らとの会合に出席し、マニラ市で同社が計画中のごみ焼却発電事業について協議した。日立造船から2024年に社名を変更したカナデビアはフィリピン・エコロジー・システムズ（Phileco）と提携してマニラ市トンド地区にある「スモーキーマウンテン」と呼ばれる廃棄物埋め立て場跡に、ごみ焼却発電施設を建設する。事業費は５億6000万ドルと見積もられている。毎日3000トンの産業廃棄物や自治体から出る廃棄物を処理し、最大発電量100メガワットまでのクリーンエネルギーを発電する。ロケ大臣によると、同事業の実施によりごみ埋立地への依存を90％まで削減できるほか、約千人分の雇用も創出されるという。（23日・マニラタイムズ）
ごみ埋め立て場跡で 焼却発電事業計画
2025/6/24
経済
