マニラウォーター傘下でボラカイ島で上下水道サービスを提供するボラカイ・アイランド・ウォーター(BIWC)はこのほど、比政府が進める電力小売集約プログラム(RAP)のビサヤ地方における初めての適用受益者として認定を受けた。今回の適用認定で、BIWCは自社で運営する浄水処理場やポンプ場、下水処理施設など11の施設の電力需要749キロワット分を姉妹会社のプライムRESエナジーから独自契約を通じて一括電力供給を受けることが可能となる。RAPは複数の電力需要者がその需要量を集約して500キロワット以上となった場合に、独自に電力供給事業者と配電契約を結ぶことが可能となり、これまで以上に安価な電力供給や再生可能エネルギー発電からの供給などに切り替えることが容易となる。(1日・スター)
ボラカイ島水道業者電力小売集約事業適用
2025/6/2
経済