複合企業大手SMグループの不動産開発・カジノリゾート運営部門ベリェ・コーポレーションは、今年中にフィリピン娯楽ゲーム公社から新規の統合カジノ事業計画に関する運営認可の取得を目指している。同社はパンパンガ州クラーク特別経済区内に同社2カ所目となる統合カジノ施設の開発に向けた運営認可申請を昨年に同公社に提出しており、今年中に認可を得る計画。同社は、首都圏パラニャーケ市のエンターテインメントシティに、マレーシア系のカジノ運営企業大手メルコ・リゾーツ&エンターテインメントと合弁で、総額10億ドルほどを投資し最初の統合カジノ施設、シティ・オブ・ドリームズ・マニラを2015年に開業している。しかし、クラーク特別経済区内における統合カジノ施設建設に対する投資規模は2億~3億ドル規模にとどまる見込み。(2日・スター)
SMカジノ運営部門 年内の認可取得目指す
2025/5/6
経済