統合カジノ事業を中国系企業が撤回｜「日刊まにら新聞」ウェブ The Daily Manila Shimbun Web

　ランディング・リゾーツ・フィリピン・ディベロップメントは、首都圏パラニャーケ市の政府系テーマパーク「ナヨン・ピリピノ」跡地に建設を予定していた統合カジノリゾート事業計画を白紙撤回した。同社は2018年７月25日に比娯楽ゲーム公社から暫定操業許可を得たと発表し、その２週間後の８月７日に着工式を実施していた。2022年に完成する計画だったが、同跡地を管理していたナヨン・ピリピノ公社の理事会が、70年間の土地賃貸という比政府に不利な条件で同社と契約を締結したとして、ドゥテルテ前大統領が理事全員を罷免したことで、計画がとん挫していた。ランディングリゾーツは香港株式市場に上場する神話世界有限公司の比子会社。（11日・スター）