実業家アンドリュー・タン氏が率いる複合企業アライアンス・グローバル・グループ（ＡＧＩ）は、国内で経営するホテルの客室総数を2028年までに現在の7500室から１万1000室に増やすため拡張事業を促進させると発表した。傘下のメガワールド・ホテルズ＆リゾーツを通じて首都圏パラニャーケ市やラグナ州、バコロド市やボラカイ、パラワン州サンビセンテなどに新規ホテルを建設する。同社は現在、19軒のホテルを経営しており、すでに国内ホテル最大手となっている。ＡＧＩのホテル事業部門は2022年に総収入が386億ペソと前年同期比84％拡大し、コロナ禍前の19年の総収入も10％上回り、過去最高だった。ＡＧＩのホテル部門子会社トラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループは現在、マリオットホテルやシェラトンホテル、ホテルオークラやホリデイインなど六つの国際的ホテルチェーンブランドを経営している。（18日・マニラブレティン）