国内有数の財界団体、マカティ・ビジネス・クラブ(MBC)は16日、セレノ最高裁長官の弾劾裁判手続きと同時並行して同長官の辞任を求める議論が高まっている問題で、「上院議会での弾劾裁判審議で本人に自己弁護する機会が与えられるべきだ」として法律手続きに基づく措置を優先するよう政府に求めた。法律に基づく措置が実施されずに世論や最高裁判事、法務局長らによる辞任要求などで最高裁長官が辞任した場合、法治国家としての信頼度が揺らぎ、投資家らに不安を与えるとした。(17日・インクワイアラー)
長官弾劾裁判で財界団体が意見
2018/3/21
経済