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ハロハロ

2002/5/6 文化・スポーツ

 「日比交流の情報基地を築きたい」。こんな想いで野口裕哉社主が本紙第一号を読者に届けてから十年になる。当初の名称は「共同ニュース・デイリー」。発刊前、マニラ日本人会の中村事務局長(当時)らに、「新聞事業として成り立つかどうか」の意見を伺ったころが懐かしい。オフィスは、マニラ市エルミタにあるマニラ・パビリオン・ホテル(現・ホリデー・イン・マニラ)五階の一室。社員は総勢で六人だった。

 当初は、ワープロで打った記事のコピーを切り張りして紙面を作った。が、悩まされたのは突然の停電。それも長時間続く。画面に打ち込んだ記事が消え、記者は何度も打ち直しを強いられた。客寄せのため飲食店は店先に、「当方、発電機あり」の看板を出していた。「買春ツアー」の日本人男性が、ホテル正面に横付けされた大型バスから若いフィリピーナと手を取り合って下りてくるのに目をそむけた時代でもあった。

 それから十年。当時、アキノさんだった大統領は四人目のアロヨさんに。手作りでやっていた編集作業は、コンピューターの画面上でこなされ、紙面が印刷機から出てくるようになった。「十年一昔」をつくづく実感する。(濱)

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