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南コタバト州コロナダル市でテロ爆破事件が頻発しているのにもかかわらず、同市内への政府機関地方事務所の移転が始まった。
社会福祉省中央ミンダナオ事務所はこのほど、マギンダナオ州コタバト市からの移転作業をスタート。職員の反発は強いが、年末までに引っ越しを終える見通しだという。タハ同事務所長は「コタバト市の犯罪率が上昇しているため」と治安対策を挙げている。
同所長は複数の職員が「殺してやる」との脅迫電話を受けていると暴露。前任者が数カ月前に何者かに狙撃され重傷を負ったため、現職に就任した経緯を説明し理解を求めている。
昨年発令された大統領令４２９号はコロナダル市を中央ミンダナオの中心と規定している。（19日・トゥデー）
