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　食品世界大手の比子会社、ネスレ・フィリピンはアボイティスパワーとの間で地熱発電所からの再エネ電力供給を受ける契約を更新した。比ネスレは2013年にアボイティスパワーのティウィ・マクバン地熱発電所からの再エネ電力の購入を開始しており、現在はルソン地方の６カ所にある製造工場とマカティ市の本社ビルに再エネ電力を導入している。ネスレは世界中の事業所の消費電力のうち2030年までに再エネ電力で半分まで賄い、2050年までに100％再エネ供給に完全移行するなど、グループ企業内の温室ガス排出量をゼロにする計画。21年時点で同社の再エネ利用率は平均63.7％まで上昇している。（５日・スター）