2世就籍へ向け「大きな変化」 日系人106人が無国籍認定申請
[ 789字|社会 (society) ] 有料大戦前に比に渡った日本人の父親を持つ無国籍者106人が無国籍認定を申請。就籍迅速化目指す
![日系人106人の無国籍認定を申請したイネス・マリャリ会長(右端)と河合弘之弁護士(右から2人目)=23日午後3時ごろ、首都圏マニラ市の司法省で森永亨撮影](/image.php?file=246608l.jpg&pass=b05574d6da8dfc5556bf2f0d12dc1438)
第2次世界大戦前にフィリピンに渡った日本人の父親と比人の母を持つ無国籍者106人が23日、司法省で無国籍認定を申請した。高齢化が進む残留2世の就籍を迅速にするためで、申請した比日系人連合会のイネス・マリャリ会長は「申請が認められれば、これまで比人でも日本人でもないためにつらい思いをしてきた2世の就籍に向け、大きな変化が期待できる」と述べた。