フィリピン北部カガヤン州トゥゲガラオ市で7日、SNSを通じて歯科サービスを勧誘し、無資格で違法診療を行っていた女が、警察のおとり捜査により現行犯逮捕された。トゥゲガラオ市警察によると、逮捕されたのはフィリピン歯科医師会の免許を所持していない女性容疑者で、高校卒業資格のみで歯科医を名乗り、オンラインで購入した器具を用いて約10年間にわたり不法に診療を続けていた。容疑者はSNSを使って患者を勧誘し、歯科処置をしていたとされる。警察は、おとり患者の治療中に容疑者を拘束し、現場からは各種歯科用器具や患者との連絡に使用していた携帯電話などを押収した。警察は市民に対し「医療サービスを受ける際は、必ず資格の有無を確認してほしい」と注意を呼びかけている。(7日・アバンテ)
トゥゲガラオ市の偽歯科医の女を逮捕 SNSで勧誘、10年間にわたり違法診療
2025/12/24




