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3月1日のまにら新聞から

首都圏の渋滞問題だけが未解決? ドゥテルテ大統領の10の公約

[ 827字|2019.3.1|社会|新聞論調 ]

 ドゥテルテ大統領は最近、首都圏の渋滞問題の解決だけがまだ果たせていない公約だと述べた、はたしてそうだろうか。私や知人のテレビコメンテーターの見解を示す。

 [公約1] ジェットスキーに乗って(領有権問題を抱える)スプラトリー諸島に行き、比国旗を掲げる。大統領選で候補者同士の公開討論会を行った時のドゥテルテ氏のセリフ。しかしその後、仲裁裁判所が中国の領有権を認めない判断を出したにもかかわらず、彼はジェットスキーに乗って国旗を立てないばかりか、裁判所の判断を棚上げした。[公約2] スカボロー礁での権利主張を続ける。中国が今も同礁を支配し続けている。

 [公約3] 大統領就任後3〜6カ月で麻薬問題を解決する。この公約を履行していないばかりか、関税局を通じて大量の覚せい剤が国内に持ち込まれたりしている。[公約4] 少なくとも麻薬常習者300万人を喜んで虐殺する。この公約も履行されていないが、それは逆にうれしいことだ。

 [公約5] 汚職に関与した者は私が射殺する。覚せい剤の密輸に関与した疑いでファエルドン関税局長が罷免されたが、上院や行政監察院などでの調査もうやむやとなり、結局、麻薬取引の巣窟といわれる矯正局の局長に復活した。[公約6] 私は6カ月で契約雇用問題を解決する。任期半ばを迎える頃、自分には契約雇用を終わらせる権利はなく国会だけが行うことができる、とトーンダウン。[公約7] 3日でコメ密輸を止める。コメの密輸犯は汚職政治家と共謀しており、農家に失望を与えただけ。[公約8] 白米を食卓にいつも届ける。サンボアンガ市で1キロ100ペソと史上最高値を付けるなどコメ価格が高騰、物価を押し上げた。[公約9] 国民の間の亀裂を癒す。超法規殺人が横行し、外国政府や国連、神に対してすら罵詈雑言を投げつけている。[公約10] 16年末までに共産党と和平協定を締結する。まだ今後の課題のままだ。(27日・タイムズ、フランシスコ・タタッド)

社会

比が2位 トップは東京 インスタ映え世界ランク

[ 1038字|2021.1.17| ] 無料記事

【大手旅行サイトの「インスタ映えする場所」世界ランキングで比が2位】 国際的な旅行サイト「ビッグ7トラベル」がインスタ映えする場所を選んだ世界ランキング2021年版で、フィリピンが2位になった。トップは東京に譲ったものの、フランスのパリ(3位)、米ニューヨーク(4位)より高評価だった。5位はイスタンブール(トルコ)。次いでドバイ(アラブ首長国連邦)、ハバナ(キューバ)、シドニー(オーストラリア)、ロンドン(英国)、シカゴ(米国)までがトップ10に入った。  ランキング発表は今回で3年目で、50位までを紹介。19、20年はシドニーが1位だった。順位はハッシュタグの数とSNS利用者150万人の調査結果などを分析して付けられたスコアに基づくという。  比については「長い歴史と文化、7500以上の島々があり、インスタ映え間違いなし。カラフルな植民地時代の街並みが残る、にぎやかな首都マニラからボラカイの絶対的なオアシスまで、ここでのインスタの機会は無限大」と説明。トップの東京は「古くからの神社、異世界のようなアート展、ネオンに照らされた鮮やかな看板などは、その魅力のほんの一部。にぎやかなショッピングマーケットでも知られている。5300万件以上の『#tokyo』のハッシュタグから、世界で最もインスタ映えする場所である理由がわかる」と絶賛している。  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のため、海外旅行が今は非常に難しい状況だ。それだけに世界中の多くの人々がリアルな旅行を熱望しており、「インスタ映えする写真はこれまで以上に求められている」とビッグ7は強調している。  ビッグ7は昨年10月、「世界で最も美しい場所50」でパラワン島を8位、ボラカイ島を18位で紹介している。  ▽ホワイトビーチ2位  また、米著名旅行誌コンデナスト・トラベラーは、読者投票で選んだ世界の島のビーチ・トップ25を発表。ボラカイ島ホワイトビーチが2位に、パラワン島エルニドが9位に入った。  同誌はボラカイについて「まばゆいばかりの白い砂、つま先まで見えるほどの透明な水、青々としたジャングル。オンラインなら誰でも旅に出ることができる」と表現。エルニドも「白砂のビーチが約50あり、どれか一つだけを選ぶのは不可能」と評している。  プヤット観光相は、同誌の評価に感謝するとともに、外国人観光客の受け入れについて「健康と安全面の対策を取りながら、次第に再開していけるように、各地の環境保全の努力を続ける」と話している。(谷啓之)

「絶対的なオアシス」として紹介されたボラカイ島=旅行サイト「ビッグ7トラベル」から