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1月3日のまにら新聞から

大統領支持率74%に 「満足」2期連続で上昇

[ 650字|2019.1.3|社会 ]

 民間調査機関ソーシャル・ウエザー・ステーション(SWS)は昨年12月28日、同月に実施したドゥテルテ大統領への支持率調査結果を発表、大統領の仕事に「満足」と答えた人は74%で、9月の前回調査と比べて4ポイント増加した。「不満足」は15%(同1ポイント減)、「分からない」は11%(同3ポイント減)だった。6月の調査からは「満足」が9ポイント増加しており、支持率は再び上昇傾向を示している。

 社会階層別では貧困層の「満足」が9月より13ポイント増の77%、中間層以上も同12ポイント増の76%だった。男女別では、男性は同6ポイント増の76%、女性は3ポイント増の72%だった。

 学歴別では、大卒が9月調査から9ポイント増の78%と最も高かった。高卒が1ポイント減の72%、小卒が5ポイント増の74%。年齢別では45〜54歳を除いた全ての年代で満足度が高まった。

 「満足」の回答を地域別に見ると、大統領の地盤であるミンダナオ地方が83%(同1ポイント増)で最も高く、ビサヤ地方76%(同7ポイント増)、首都圏75%(同14ポイント増)、首都圏を除くルソン地方69%(同2ポイント増)と続いた。首都圏の上昇が目立った。

 調査は12月16〜19日、全国の成人1440人を対象に実施した。

 SWSは「大統領は信頼できるか」という問いでの支持率調査も実施してきており、9月実施の同調査では「信頼できる」と答えた人が6月調査より4ポイント高い74%で、こちらも上昇傾向を示していた。(岡田薫)

社会

接種めぐり政府の説明迷走 価格や交渉主体が不透明

[ 1204字|2021.1.18 ] 無料記事

【上院公聴会でワクチン接種めぐる価格、時期、交渉主体などの政府説明が迷走】 上院で先週2日間にわたり政府のコロナワクチン接種プログラムに関する公聴会が開かれた。出席した政府のワクチン政策責任者、ガルベス大統領補佐官が質問に十分答えられず、回答が何度も迷走。予想外の展開となり、ラクソン上院議員がさらなる公聴会の実施を求めるなど、ワクチン接種に関する論戦が長期化しそうだ。17日付英字紙スターが報じた。 ▽政府間交渉なし?  ラクソン議員は16日までに「政府は回答を避けている。さらに公聴会を継続するよう求めることも可能だ」と述べている。同議員によると、ドリロン上院議員が「中国製ワクチン確保で比政府は誰と交渉しているのか」と質問した際、ガルベス大統領顧問は「香港にいるヘレン・ヤン・シノバック社社長と直接、話をしている」と答え、比中の政府間交渉ではなく、民間製薬企業と直接交渉していることを明らかにした。これは公聴会に出席したドゥケ保健相も認め、政府間で交渉を進めていると理解していた上院議員の間に困惑が広がった。  また、世界保健機関(WHO)が主導するワクチンの公平供給に向けた共同購入に関する国際枠組み「COVAX(コバックス)」について、政府側は公聴会で最初、「かなり割引された価格になる」としたが、後に「無料になる」と答えるなど食い違いがみられた。民間企業や自治体が主導するアストラゼネカ製ワクチンの購入に向けた一括契約についても、民間企業は「接種1回5ドル」としているが、ガルベス補佐官は「守秘義務契約のため答えられない」と回答を拒否、上院議員らの不評を買った。 ▽購入予算に疑念も  さらにワクチン入手時期について尋ねたアイミー・マルコス議員の質問に対し、ロケ大統領報道官がシノバック製のワクチンが2月20日までに確保できると表明しているにもかかわらず、ガルベス補佐官は「(契約はまだ結ばれておらず)今から撤回することもできる」と答えたためマルコス議員は「私は本当に混乱している」とコメントしたという。  比側でワクチンを調達する主体についても、政府側は「地方自治体や民間企業が直接調達する」と答えたが、後に輸入・流通ルートについて確認すると、ワクチンが関税庁を通関した後に保健省がワクチンを一括で取り扱うことになっており、地方自治体や民間企業による流通への介入は認められていないとした。  ラクソン議員によると、比はコバックスの枠組みで4400万回分のワクチンが無料で確保できる見通しのほか、地方自治体が1400万回分、民間企業が850万回分のワクチンをそれぞれ調達する契約をすでに結んでいる。  政府は集団免疫を獲得するために国民の7割ほどへのワクチン接種を目指しているとされるが、ラクソン上院議員は「なぜ政府は残りの必要分のワクチンのために莫大な予算を計上しているのか。なぜワクチン価格を表明しないのか」との疑念も述べている。(澤田公伸)