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10月24日のまにら新聞から

速度超過で事故多発 イロイロ州

[ 757字|2016.10.24|社会|LuzViMinda News ]

 マニラ首都圏やセブ都市圏では運転手が慢性化した交通渋滞に悩まされる中、ビサヤ地方イロイロ州イロイロ市では、別の交通問題が浮上している。

インフラ整備プロジェクトの一環として広い道路が新設され、渋滞緩和のモデルになりつつある一方で、スピードの出しすぎによる衝突事故が多発し、死亡事故も多数起こるようになっているのがその問題だ。

 同市ではアキノ前政権時代に広い道路の建設が実施され、ドゥテルテ現政権下でも引き続き道路の格上げ・改修作業がおこなわれた結果、道路へのア

クセスが大幅に改善し、移動にかかる時間が短縮された。その一方でスピードの出しすぎによる死亡事故が増えていることから、速度制限を厳しく施行すべきだとの声があがっている。

 15日に現代ジェネシス車に乗っていた19歳の学生が、市中心部の8車線あるセネター・ベニグノ・アキノ・アベニューで死亡したのはその一例だ。運転席の隣に同乗していた学生は、運転手のスピードの出しすぎによる横転事故によって命を失った。運転手は一命をとりとめた。

 同市では15年2月に車種に応じた速度制限を設けた交通取り締まり令が市議会を通過したが、いまだに執行されないままにある。車両の速度を測定する装置や機器が不足しているのがその原因だ。

 これに対してイロイロ市役所では、監視カメラや速度測定器の設置を含めた総合的な交通システムを整備するプロジェクトを実施する方向で検討に

入った。プロジェクト額は1億ペソ。

 なお、イロイロ国際空港に連なる同アベニューにおける制限速度は自動車とバイクが時速60キロ、トラックが50キロに規定され、それ以外の主要道路

では自動車とバイクは40キロ、トラックとバスは30キロを制限速度に設定している。(17日・インクワイアラー)

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