運輸省は、北スリガオ州シャルガオ島にあるサヤック空港の拡張事業を着工させた。現在、200人にとどまっている空港の旅客収容能力を4倍近くの750人にまで引き上げる計画。ディゾン運輸相によると、同空港には現在、1日当たり18便が発着しており、数千人の観光旅客が利用するなど混雑が日常化している。拡張事業の資金は運輸省が全面的に賄っている。サーフィンのメッカとして世界的に人気が高まっているシャルガオ島にある同空港については、ゴコンウェイ財閥とゴティアヌン財閥が合同で、ダバオ国際空港とビコール国際空港、そしてシャルガオ空港の3空港を一括した官民連携事業として再整備・運営する事業提案を運輸省に対して提出済み。しかし、同省は民営化実施前に空港拡張事業を優先する。(6日・スター)
シャルガオ空港拡張事業 民営化前に着工
2025/8/12
経済