米国に拠点を置く世界的化学・電気素材メーカーの３Ｍカンパニーはこのほど、東南アジア諸国地域の進出先でフィリピン事業を中核と位置づけ、拡張する意向を示した。同社は今後数年間で同地域における売上を現在の10億ドルから20億ドル規模に引き上げる計画で、比事業が10％を占めると予測している。比子会社の13年度収入は40億ペソだったが、14年は最大12％増まで拡大する見込み。（13日・インクワイアラー）