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　ミンダナオ地方ダバオ市の科学技術省の地方事務所はこのほど、ダバオ市のフィリピン女子大のキャンパス内に５３０万ペソをかけて「食品処理加工改善センター」を開設した。

　同センターは、ミンダナオ地方の有力商品であるドリアンやマンゴーなど、果物類の食品加工で品質の向上に資する七つの加工・調整施設を備えている。

　ダバオの食品業者のためにこれらのオペレーションの技術指導をしたり、設備充実のためのアドバイスを行うのが目的という。

　具体的には蒸留、乾燥、フリーザー、真空パック詰めの技術向上を図り、国際基準に見合った質の高い食料品を効率的に生産できるようにしていくという。（20日・ビジネスワールド）