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5月26日のまにら新聞から

ハロハロ

[ 597字|2014.5.26|社会 (society)|ハロハロ ]

 外食続きのマニラから帰国したら、無性にミョウガめしが食いたくなった。ミョウガを刻んでかつお節を加え、だし醤油をかける。炊き立てのめしを大ぶりの碗に7分ほど盛りミョウガを混ぜる。さらにめしを重ね山陰の板ワカメをもみほぐして振りかけ、自己流ミョウガめしが完成。瓜の漬物、シジミのみそ汁にカマスの干物と好物をむさぼって、日本の味を満喫した。

 今年初めだったか、テレビの健康番組で脳生理学者のいわく、カレーライスが脳内血流に効果があると。特に日本製ルーはウコンなど30種近い有効成分を含んでおり、脳にとって優れた食材と説明。辛口より甘口の方がベターという。学者は週に3、4回食べているとか。ホントかよ、食品会社の宣伝番組かとチェックしたが違った。

 ところで拙宅では、毎週火曜夜はカレーライスが定番。夕食を作る息子の嫁が夕方から仕事に出掛けるためだ。6年前に家人となって以来、「週一カレー」が続いている。先日、1万円ぽっきり(消費税別)という脳ドックを見つけた。通常なら約5万円する。前回検査から5年たつので、予約して八王子の医療法人まで遠路出向いた。MRI検査だけで余分なことは一切しない。運賃と時間はかかるが格安だ。郵送されてきた結果は「年齢相応の大脳皮質の萎縮は見られるものの、主要動脈に閉塞や狭窄(きょうさく)はなし」。カレーのせいかどうかはともかく、やれやれである。(紀)

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