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　コメ密輸でダバオ港が疑惑の中心に浮上しているが、国家食糧庁ダバオ地域事務所のフェリモン・カングレホ所長は、密輸の中心人物とされるデビッド・タン、別名デビッドソン・バガヤン容疑者（後に逮捕）は全く知らないと関連を強く否定した。ドゥテルテ・ダバオ市長が上院公聴会でタン容疑者について証言した同じ４日、地元で記者会見して述べた。

　しかし、同所長は輸入業者のジョセフ・ゴなる人物を近く召喚し、密輸米販売容疑で告発することになろうと述べた。同所長はゴ氏が、無認可で輸入された大量のコメをマニラに本拠を置く輸出入業者から買い入れ、販売する意向を示していると明らかにし、不明朗な取引が行われている事態を示唆した。（５日・ブレティン）