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　フランス政府は、比複合企業大手サンミゲルの社長兼最高経営責任者であるラモン・アン氏に最高位勲章のレジオン・ドヌール勲章（オフィシエ）を授与した。比仏国交樹立75周年を記念した式典がフランス大使公邸で開かれ、アン氏に対して同勲章が贈られた。授与式で駐比フランス大使は、アン氏がフィリピン航空（ＰＡＬ）の社長だった2013年11月に比を台風ヨランダが襲い甚大な被害が発生した際、仏政府から送られた支援物資や救援チームなどの輸送を無償で引き受けたことや、エアバス社と提携した航空機材更新プログラムやブラカン国際空港事業計画でのフランス企業のコンサルタント指名など仏企業の進出や二国間関係の強化に努めたと評価した。（14日・スター）