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　ミンダナオ地方のコタバトなどの農業地帯で黒ゴメやココナツからとった砂糖など、フィリピンの有機栽培の農産物がこのほど、ドイツのニュルンベルクで開かれた「第25回バイオオーガニック・フェアー」に出品された。

　有機栽培は世界的に人気で、フェアーには世界76カ国から２千品目以上の有機栽培された農産物が出品され、オランダ、フランス、イタリアなどからバイヤーが押しかけたという。４万人を超す人出で賑わった。フィリピンからは北コタバトから出品されたココナツ関連の商品が特に人気が高かったという。

　ミンダナオ地方のツリーライフ・ココシュガー社などには英国やオランダからの輸入商談が来るなど、今後半年のうちに実を結ぶ可能性があるという。（８日・ビジネスミラー）