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　首都圏パラニャーケ市で２０１４年５月、日系旅行代理店代表の岩崎宏さん＝当時(59)＝が射殺された事件で、岩崎さんの知人だった日本人男性とそのフィリピン人妻ら総勢９人が２月中旬、殺人容疑でパラニャーケ地検に書類送検されたことが14日、国家警察犯罪捜査隊（ＣＩＤＧ）などへの取材で分かった。日本人男性夫妻以外の７人は、夫妻から岩崎さん殺害を依頼されたという実行犯グループの比人男性らで、「総額１１０万ペソで岩崎さん殺害を請け負った」など、殺害計画に関する具体的な供述を得られたことが送検の決め手となった。過去数回、捜査員を派比した警視庁も供述内容を把握しており、比日双方における捜査の進展が期待される。