元患者3人が回復後の血漿提供
[ 239字|2020.04.13 ]
首都圏マニラ市にあるフィリピン総合病院は10日、新型コロナウイルスに感染したものの回復した元患者3人が自身の血漿(けっしょう)を治療のために同病院に提供したことを明らかにした。有効な治療薬が見つからない中、回復患者から採取した血漿が治療に役立つ可能性が指摘されている。今回、自身の血漿を提供したのは船員男性1人と女性看護士2人。新型コロナの感染患者を多数抱える同病院は「勇者の日」に当たる今月9日に血液を提供した3人を「人々に希望を与えた英雄的行為」と称えた(12日・テンポ)