小児まひの男性、乳がん末期の女性と結婚
[ 225字|2020.02.27 ]
ビサヤ地方カピス州ロハス市の州立病院女性病棟で24日、乳がんで入院中のグロリア・パカラヤさん(55)の結婚式があった。小児まひで苦しんだ経験がある新郎のエディ・サラドさん(53)が、長い春を終わらせ、バレンタインの月に永遠の愛を誓った。新婦は腫瘍が肺に転移、呼吸も難しく、新婚旅行は諦めた。新婦はサマール島の家族とも久しく会っていないが、家族を呼び寄せるお金の余裕がなく、「最期に会えるように誰か助けてほしい」と新郎は話している。(26日・テンポ)