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国営ベトナム通信によると、同国の今年の国内総生産（ＧＤＰ）目標値は、前年の6.21％を上回る6.7％で、ドイモイ（刷新）の一層の推進によって実現可能という。世界銀行（ＩＢＲＤ）とアジア開発銀行（ＡＤＢ）は6.3％、国際通貨基金（ＩＭＦ）は6.2と予測している。
国家財政監督委員会が明らかにしたもので、ベトナム経済は制度改革と投資環境の改善に加え、エネルギーと農産物の価格回復、民間部門の活性化で、堅調に推移しているとしている。
同委員会は今年の見通しについて二つのシナリオを想定。一つは国内経済の安定、地方への投資促進、輸出増でＧＤＰ6.44％、インフレ率は５％と予測。もう一つはさらに構造改革が推進されれば、ＧＤＰ6.72％、インフレ率６％と踏んでいる。（ＤＭＳ）
