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10月10日のまにら新聞から

新たなイスラム過激派 マギンダナオ州

[ 584字|2016.10.10|社会|LuzViMinda News ]

 過激な思想を持つイスラム教説法師5人がこのほどバンサモロ・イスラム自由戦士(BIFF)を離脱して、シリアとイラクの一部地域を支配下に置く過激派「イスラム国」(IS)のイデオロギーに触発されたより過激なグループを創設した。アラビア語で「創設者」を意味する「ムアシャシン」と称するこのグループは、ミンダナオ地方南部におけるISの新たな支部組織として活動していくと宣言。ミンダナオ地方マギンダナオ州の地元自治体筋も新組織が設立されたのは間違いないと確認した。

 またBIFFも聖職者5人が組織から分離し、ISと連動しながらアジアでのイスラム教カリフ国樹立をめざす新組織設立の声明を出している。

 地元筋によれば、このうち2人は、殺害されたマレーシア人テロリスト、マルワンことズルキフリ・ビン・ヒール容疑者から爆発物の作り方や扱い方についての訓練を受け、爆弾の製造が可能とみられる。

 これら聖職者5人は、南ラナオ州を拠点とするテロ組織マウテ・グループやスルー州が拠点のイスラム過激派アブサヤフとも連携しているもようだ。

 一方、BIFFは政府との和平交渉に踏み切ったモロ・イスラム解放戦線(MILF)の路線に不満を抱いた故オムブラ・カトMILF地区大隊司令官が2010年に設立した組織で、アブサヤフと同様、ISへの忠誠を誓っているとされる。(4日・マニラタイムズ)

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