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　アンタラ通信によると、インドネシア政府と国営電力公社はこのほど、デンマークのベスタス社と60メガワットの風力発電施設を建設する契約を結んだ。同国では最大規模の風力発電となる。

　国家開発企業庁によると、南スラウェシ州に建設される風力発電は全部で21基、発電量は１基当たり3.5メガワットで今年末までに完工する予定という。建設費用は総額１億３千万〜１億４千万ドルが見込まれるが、全額を海外からの投資によって調達するとしている。

　政府は2030年までに温室効果ガスを30％削減する方針を決めており、今回の風力発電建設が再生可能エネルギーへの転換の一里塚としている。（ＤＭＳ）