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2月29日のまにら新聞から

カカオ豆被害に対応を

[ 310字|2016.2.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 ミンダナオ地方のカカオ豆生産農家は、次期政権にかんがい施設建設支援を要請してゆくことになるだろう。エルニーニョ現象などによる干ばつから、カカオ豆の生産を守るにはかんがい施設が欠かせない、との判断からである。

 政府のエルニーニョ関連被害への対応策には現在、カカオ豆は含まれていない。ミンダナオ・カカオ豆産業発展協会のトアトア会長は、ダバオ市で開かれたフォーラムで「エルニーニョ現象は4年ごとに起きる。農家を災害から守るため対応が必要」と訴えた。

 同協会ではベトナムで採用されているカカオ豆の樹木の根の近くに穴があいたパイプで水をまく方式を採用したいとし、費用の見積もりなどをしている。(25日・ビジネスワールド)

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