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　大掛かりな恐喝事件が続出しているとして、国家警察は８日、セブ市内９カ所の潜伏拠点を同時に急襲、中国人、台湾人など69人を恐喝容疑で拘束した。調べによると、恐喝グループの手口は、中国本土や台湾の企業に商品やサービス、職員に対する苦情を電話で申し立てる。次いで警察や捜査当局を装った別の人物が再度、同じ企業に電話を掛け苦情問題解決のために多額の金を脅し取る手法。

　国家警察中部ビサヤ地域本部のラワス次長によると、被害者の大半が中国および台湾の企業経営者。逮捕したグループが２０１１年以来、中国で活動していた国際的企業恐喝グループで、取り締まりを逃れて数カ月前からセブに潜入していた可能性があるとして調べている。（10日・ブレティン）