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3月23日のまにら新聞から

「謝罪か賠償を」と憤慨

[ 330字|2015.3.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 フィリピン航空(PAL)便に搭乗し、機内でやけどをした10歳の少女の両親が、PAL側の対応に誠意がみられないとして、公式の謝罪を求めている。謝罪がなければ、訴訟も辞さない構えである。

 代理人のエステンゾ弁護士によると、やけどをしたのは、ビサヤ地方セブ市内に住む少女で、事故は2月22日、両親とともにバンコクからマニラへ向かう途中で起きた。少女が搭乗員にお湯を所望したが、紙コップ入りの熱湯が渡され、余りの熱さに少女はコップを膝に落とし、太ももと足にやけどを負った。

 マニラ空港着陸後に病院で治療を受けたところ、「中度のやけど」と診断された。機内で応急処置も施されず、搭乗員は、「熱湯ではない」と謝りもしなかったという。(19日・インクワイアラー)

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