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イサベラは自治政府に加わらず BOL住民投票 コタバトは異議申し立てへ

2019/1/24 政治

バンサモロ基本法の住民投票でイサベラ市は反対票が賛成を上回り、加入は見送り

 バンサモロ基本法(BOL)によるイスラム自治政府創設の承認とその領域を決める第1回の住民投票は23日も開票が続けられた。前日まで賛否が拮抗していたバシラン島の独立市イサベラ市は反対が賛成を上回り、自治政府加入は否決された。同市では反対が2万2441票、賛成が1万9032票だった。

 一方、ミンダナオ島西部の独立市コタバトは賛成が上回ったが、同市のギアニ市長は23日、投票箱を管理する教師や有権者に対し「モロ・イスラム解放戦線(MILF)による脅迫などがあった」とし、中央選挙管理委員会に異議申し立てを行う意向を明らかにした。

 パネロ大統領報道官は同日、「人々は(賛成の)声を挙げた。BOLに反対する人々も多数派に譲歩すべきだ」と述べ、自治政府創設へ向けて前へ進むよう住民に訴えた。

 現在のイスラム自治区(ARMM)を構成するマギンダナオなど5州全体では賛成票が圧倒的で、州単独では反対が上回ったスルー州も含め、ARMMは新設の自治政府に加わる。

 2月6日にはARMMに属さない北ラナオ州、コタバト州(コタバト市がある場所とは別)の一部地域で自治政府への加入の賛否を問う2回目の住民投票が行われ、自治政府の領域が最終的に決まる。国家警察は投票に備え、両州に警官3千人以上の追加配備を決めている。(森永亨)

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