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　ミンダナオ地方マギンダナオ州ママサパノ町で発生した警官隊とモロ・イスラム解放戦線（ＭＩＬＦ）を含むイスラム武装集団との交戦で、国家警察は26日、交戦で少なくとも43人の警官が死亡、11人が負傷したと発表した。今後も死傷者数が増える恐れがある。国家警察特殊部隊（ＳＡＦ）がテロリスト追跡作戦を遂行していた際、事前通告なしにＭＩＬＦの拠点地域に進入したことが交戦につながったという。交戦発生を受け政府とＭＩＬＦは、バンサモロ基本法案の国会審議が遅れることはないと強調した。しかし、一部の上院委員会ではすでに審議が一時中断されたほか、複数の上下両院議員から審議に対して慎重な声が上がっており、２月末を目指していた同法案の可決がずれ込む恐れがある。